営業部の正畑です。
建築物石綿含有建築材調査者の講習を受けました。
講習は2日間行われ、講習後には試験がありました。弊社では、7月の講習を受けて2名が有資格者となり、今回私を含めた2名も無事試験に合格しました。
石綿とは、アスベストとも呼ばれている鉱物繊維です。断熱性、防音性、耐腐食性などに優れており、建築資材などさまざまな工業製品に使用されていました。
石綿は変質しにくい特性があり、飛散した繊維を吸い込んでしまうと、肺の中に沈着します。体内に石綿が滞留することで、肺がんや悪性中皮腫などの重大な病気を発症するリスクが高まります。そのため、石綿を使用した建物を利用する人や、建物を改修・解体する人、周辺で生活する一般の方々にまで被害が及ぶ恐れがあります。
建築物石綿含有建材調査者は、建物の解体や改修の際に、建材等に石綿が含まれているか否かを調査します。石綿の有無を把握することで石綿の飛散を防止し、健康被害を未然に防ぐことができます。令和5年10月からは、一定の規模の工事について調査が義務化されます。
とても大事な役割なので、気を引き締めて実務にあたります。
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