営業部の香川です。
コンベックス岡山で、新築住宅関連の業者を対象とした、住宅エネルギー性能の”見える化”についてのセミナーが開かれ、参加してきました。主催は住宅設備メーカーのLIXILです。広島市内よりも業者が集まりやすいようで、最近はコンベックス岡山へ来る機会が多くなりました。
全国各地で環境や住宅についてのセミナー講師をされている「日本エネルギーパス協会」代表の早田宏徳さんが講師でした。著名な方の話をぜひ聞こうと、150社400名超の業者が参加しました。申込が募集人員を超過し、早々に受け付けを締め切ったほどの盛況ぶりでした。
原発廃止を決めた環境大国のドイツでは、日本よりエネルギー削減の国策が進んでおり、その具体的な事例も紹介されました。ドイツを含むEUでは、住宅の省エネ性能などの基準が日本より厳格化されています。その中に、「家の燃費」を示す「エネルギーパス」という仕組みがあります。中古物件にもされているようで、住宅業界と産業界と不動産業界が一体となって取り組んでいるようです。
将来、天然資源が枯渇してエネルギー不足の社会が訪れることが予想されるなか、住宅業界としてどうやって社会に貢献していくかを問う、意義深いセミナーでした。
今はまだ高嶺の花のゼロエネルギー住宅ですが、今後は建築基準法の改正やHEMSの普及促進等で、一般化していくことでしょう。私も貢献できるよう、知識を深め提案していきたいです。
余談ですが、私にとってドイツといえば「ビールとソーセージ」です。正畑は「ベンツ」、藤原は「サッカーとジャーマンスープレックス」らしいです。人それぞれですね。
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